高森山林道マイロナイト帯観察ルート

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高森山林道は落石の危険があるため進入禁止になりました。分杭峠の駐車場をご利用ください。2009年6月現在,入口から道のり800m(中央構造線から直線距離250m)のカタクレーサイト(破砕岩)帯とマイロナイト帯の境界からマイロナイト側に入ったのNo.5露頭までネームプレートを取り付けてあります。観察は自己責任で御願いします。

高森山林道では,中央構造線から直線距離1560m(入口から道のり3.5km)までの岩石を観察できます。

分杭峠から伊那山地へ入る林道です。
領家帯最古期の花崗岩類(非持トーナル岩)や片麻岩類から、中央構造線に近づくにつれマイロナイトに変わり、最も中央構造線に近いところではカタクレーサイト化している様子が見られます。
断層岩類の変化が見られる貴重なルートです。
外国人研究者も訪れる、ややハイレベルなルートです。

⇒鹿塩マイロナイトと断層岩類

12〜5月は、雪のためプレートをはずします。

2003年冬〜2004年春に再調査を行いました。ほぼすべての露頭から試料を採取し、偏光顕微鏡観察を行いました。その結果、岩石名が大きく修正されましたので、ネームプレートをすべて作り変えました。

高森山林道マップ(2004/05/27修正)

→詳細

博物館でルートマップとマイロナイトの解説パンフを販売していますので、予習してから行かれることをおすすめします。
・高木秀雄(1993)『中央構造線とマイロナイト』大鹿村中央構造線博物館講演記録
・河本和朗(2005)『長野県大鹿村高森山林道沿いの異なる原岩から形成されたマイロナイトの特徴』伊那谷自然史論集,6,飯田市美術博物館,49-70