若狭湾の活断層と1662年(寛文2年)近江・若狭地震

 若狭湾東部の活断層は、5列の断層帯にまとめられる。
 このうち三方(みかた)‐花折(はなおれ)断層帯北部は1662年、寛文(かんぶん)2年の近江・若狭地震を発生している。
 右側の図は、古文書の被害記事から推定された各地の震度。

   長野県下伊那郡阿南町大下条では、この地震の揺れで新第三紀富草層群の地すべりが起こり、深見池ができた。

 若狭湾の西方では1927年北丹後地震、1925年北但馬地震、1943年鳥取地震。東方では1948年福井地震が発生している。

 近畿トライアングル:敦賀湾を頂点とし、琵琶湖・大阪湾・伊勢湾を含む三角形の地域。若狭湾は、活断層に区切られた起伏に富む近畿三角地帯の頂点に位置する。